食べ物や飲み物の「食わず嫌い」をなくすことをテーマに発信している、フリーランスの食ライター・小野瀬奈央です。
元食品メーカーの商品企画部にいたので、成分表示や原材料を読み込むクセが今も抜けません。
そんな私が最近やったのが、「朝のコーヒーを青汁に置き換える」という1ヶ月間の実験です。
きっかけは、30代に入ってから朝の目覚めがどんどん重くなったこと。
コーヒーでごまかすのも限界だなと感じていました。
「青汁って苦いんでしょ」と思い込んでいた私が、1ヶ月で何を感じたか。
味のリアルな感想と体調面の変化を、正直に記録します。
同じように青汁を試そうか迷っている方の参考になればうれしいです。
Contents
コーヒーから青汁に切り替えた理由
カフェイン頼みの朝に限界がきた
毎朝コーヒーを2杯飲むのが私のルーティンでした。
飲まないと頭がぼーっとする。
完全にカフェイン依存です。
ところが30代半ばを過ぎた頃から、コーヒーを飲んでも午前中のだるさが取れない日が増えました。
夕方になると目の奥が重くなって、夜は寝つきが悪い。
カフェインの恩恵より副作用のほうが上回ってきた感覚です。
カフェインで無理やり目を覚ますのではなく、体の内側から調子を整える飲み物に変えたい。
そう思って最初に候補に挙がったのが青汁でした。
農林水産省の「野菜・果物をとろう!」でも触れられていますが、日本人の野菜摂取量は慢性的に不足しています。
1日の目標350gに対して、平均で約70g足りていません。
朝の一杯で少しでも補えるなら、コーヒーより建設的だろうと考えました。
「苦くない青汁」という選択肢を知った
青汁=罰ゲームの飲み物。
正直、そんなイメージがありました。
ただ、調べてみると最近の青汁は原材料によって味がまったく違います。
青汁の主原料は大きく分けてケール、大麦若葉、明日葉の3種類。
このうち大麦若葉をベースにしたものは、ケールに比べて苦味や青臭さが格段に少ないそうです。
抹茶に近い風味で、青汁初心者でも飲みやすいと評価されています。
苦くない青汁の選び方をまとめた日本薬健のコラムを読んだとき、「これなら続けられるかも」と思えました。
メーカーの記事ではありますが、原材料ごとの味の違いがしっかり書かれていて、商品企画をやっていた身としても納得感のある内容です。
1ヶ月飲み続けて感じた変化
味の壁は1週間で消えた
初日の感想は「草っぽいけど、苦くはない」。
大麦若葉ベースを選んだので、ケールの青汁をイメージしていた身からすると拍子抜けでした。
変な後味もなく、普通に飲める。
それだけで「続けられるかもしれない」と思えたのは大きかったです。
最初の3日間はお湯で溶いてストレートで飲んでいましたが、粉っぽさが少し気になりました。
4日目から豆乳で割るようにしたら、これが大正解。
抹茶ラテに近い感覚で飲めます。
はちみつを少し足すとさらにまろやかになって、もはや健康ドリンクを飲んでいる感覚がありません。
1週間を過ぎると「おいしい」とすら感じるようになりました。
味のハードルは完全にクリアです。
体調面で気づいた3つのこと
劇的に何かが変わったわけではありません。
ただ、じわじわと感じた変化が3つあります。
- 朝起きたときの体の重さが、2週目あたりから少し和らいだ
- お通じのリズムが安定してきた
- 午前中にコーヒーが欲しくなる頻度が減った
特にお通じの変化は、青汁に含まれる食物繊維の影響が大きいと思っています。
大塚製薬の食物繊維の解説ページにもある通り、食物繊維は「第六の栄養素」と呼ばれるほど体にとって重要な成分です。
水溶性と不溶性の2種類があり、大麦若葉にはどちらも含まれています。
朝に食物繊維を摂ることで腸のリズムが整いやすくなったのかもしれません。
3つ目のコーヒー欲求の減少は、正直おまけみたいなものです。
ただ「朝にちゃんと栄養を摂っている」という満足感が、カフェインへの依存心を薄めてくれた気がします。
もちろん、青汁だけで野菜不足がすべて解消されるわけではないです。
でも「何も摂らないよりはずっといい」というのが、1ヶ月続けた実感です。
まとめ
「青汁=苦い」という先入観で避けていた時間がもったいなかった、というのが一番の感想です。
大麦若葉ベースのものを選べば味のハードルは低い。
豆乳や牛乳で割れば、毎朝おいしく飲めます。
体調の変化は穏やかですが、朝の重だるさが減ったこと、お通じが安定したことは確かに感じました。
コーヒーを完全にやめたわけではないけれど、朝の1杯目は青汁が定番になっています。
元商品企画としてひとつ言えるのは、原材料の選び方で体験がまるで変わるということ。
大麦若葉ベースのものを選べば、「まずい」で挫折する確率はかなり下がります。
気になっている方は、まず1週間だけ試してみてください。
味の印象は初日と1週間後でまるで別物ですから。
最終更新日 2026年6月2日 by hedese
